(2005年4月3日(日)  INTERCEPTOR RUNNING FIGHT in Shiraoi)  

INTERCEPTOR RUNNING FIGHT in Shiraoiに参加してきました。
今年は雪が多すぎて参加できるのか(というかそもそも開催されるのか)非常に心配でしたが、なんとか無事に行って参加して帰ってくることが出来てこうして結果を書いております(^_^;。

当日現地で冬タイヤから夏タイヤに交換しようと思っていましたが、冬タイヤで高速道路を走るのがどうしてもイヤだったのと、あと当日タイヤ脱着をするだけの体力があるかどうか自信がなかったので、前日に実施しました。
が、しかし・・・!
フロントのブレーキパッドがもう残り4〜5mmしかない!(リアは6〜7mm程度残っていますが)。
最近どうもブレーキの効きが悪いなと思っていましたが、どうやらパッドはもうダメです。とはいえ、パッドを変える気も起こらず(一応S-tuneはストックしてはあるのですが)、「今回でこのパッドで走るのは最後だな」と決めて特に気にもせず現地に向かうことにしました。
※以前Racing同好会で話題に上がったことがあるのですが、社外パッドは白くなるともうダメというか交換した方が良いというのはまさにぴったりの表現で、私のも白くなっていました。

で当日、輪厚に雨の中集まって出発する前に駐車場に自分たちの車が並んでるのを見ると(画像はRacing同好会のオフレポに載っているのでこちらには載せません)、「ようやくシーズンが来たなぁ〜」などと感慨に耽ったりもしました。
ところが(笑)高速道路でいつもほどは飛ばしてないんですが、なんかおかしい???。
一週間前にL.S.Dのオイル交換をしたのですが、異常に効くというか、高速道路の微妙な轍でひっきりなしにL.S.Dがかかってる・・・!?。まっすぐの道路でなぜか横に吹っ飛びそうになるし、なんなんだこれは?。前日まで冬タイヤだった影響もあり、その違いが単にタイヤの違いなのか、自分の感覚がおかしくなったのか良くわからないまま現地到着。飛ばしてない割に・・・凄い短時間で着いたような気も・・・。

雨は現地では上がっていて地熱のある白老なので、コース上の水たまりもすぐに乾きそうな雰囲気です。
準備を一通り終え、助手席を外すかどうか迷いましたが、とりあえず最初は外すの辞めました。二本目くらいのタイムを見て、有る程度のタイムだったら外すかどうか考えようと言うことで(・・・このあたりで既にタイムが出ない予感が薄々していたのは事実です)。

フリー一本目。
路面温度低いだろうと思いこんで減衰力やわめで走り始めますが、いきなり猛烈に酔い始めます・・・。どんなことがあっても今まで車酔いなんてなったことなかったのに、なぜか生まれて初めて(多分)車酔い・・・しかも自分で運転してるのに・・・おまけに走り初めて4分くらいで・・・。
駄目だこりゃ。
やっぱり減衰力を堅くしようとピットに戻ると・・・同好会の皆様が心配して駆け寄ってきてくれて・・・あぁぁ、申し訳ないです。
単なる減衰力調整だったのです。本当にお騒がせしてしまい申し訳有りません。
で、減衰力6段目くらいにして(それでもMAXにしないのはやはり足回りに不安があったからです)、走り始めるとうーん、砂が浮いてて走りにくい(酔わなくはなりました)。ブレーキの効きも最悪(笑)。有る程度この車乗って期間もたってるしそれなりに(遅いなりには)自信もあったつもりなのですが(いつものタイムに近いくらいは出せるのではないかと思っていたのですが)、パワー無い車でブレーキ終わってると、ほんとに何もかもが終わってる感じです(苦笑)。パワー無い・加速しない・止まらないetc。うー、これは今日は思った以上に話にならないなぁと思ったらタイムが以下の通り。

周回 ラップタイム ベスト ピット 油温 水温
1 0'09''010   P    
2 2'07''621        
3 1'35''983        
4 1'32''920        
5 4'06''395   P    
6 1'43''400        
7 1'31''815        
8 1'31''230 *      

もう悲しいです(T_T)。

二本目の前にお〜みやさんが、同乗してみない?とのことで乗せて頂けることになったのですが・・・フリー一本目でブレーキ恐怖症になっている自分が今お〜みやさんの車に乗せて頂いて精神的に耐えられるだろうか・・・?とか不安になりましたが、お〜みやさんのような早い方に乗せて頂くチャンスなどそうそう有る物ではないし、自分の事はとりあえず追いといて、まずは純粋に早い人の走りを堪能させてもらって勉強させてもらおう!と思って乗ります。。。
ち、ちなみに、一応面白い映像があったら撮ろうと思ってカメラも手には持っては居ました・・・。

しかし(T_T)

早すぎて怖い!!!。パワーがあるってのは昨年の十勝CMに乗せていって下さったので有る程度解っては居たのでその面では大丈夫なのですが・・・あの、なんというかあまりにも自分と違いすぎる「ブレーキ性能」が理解できず、もう最初っから最後まで「固まりっぱなし」でした・・・。
1周目(以下起こった出来事すべてに対して私は怖くて固まっていたので、ほとんど回答すらままなりませんでした)。

お〜みやさん:「タイヤもまだ暖まってないしオイルもダメだから(まだ暖まってないから)・・・」

などと言いながら私が頑張っても出ないようなスピードでいきなり1コーナー残り70m位でブレーキング・・・。いや、多分これがお〜みやさんの慣らしなんでしょうが・・・初めて「殺される!(T_T)」という恐怖に陥りました・・・。
ちなみに、「死ぬ」じゃなく「殺される」なんです。というのはドライバー(お〜みやさん)が余裕綽々な様子で別に相手を怖がらせようと思ってやってるわけでもないと言うことがはっきり理解できるのに、それでも怖いんです。三周目くらいになると段々タイヤも暖まってきていよいよ恐怖の瞬間。こわばりながらもメーターを見ると220Km/hで1コーナーへ。Sタイヤで240Km/hで進入するお〜みやさんが220Km/hとセーブ気味に走ってるんだから、ラジアルとはいえどこかに突っ込むとかそう言うことは絶対にないとは頭では解るのですが、とにかく自分でも走り慣れているコースだけに、そのあまりにも違いすぎるブレーキ性能が全く理解も想像も付かないと言うか、とにかく信じられないほど止まるんです。今までに経験のないスピードではないので加速ではそれほどの恐怖心を抱くことはないのですが、ブレーキングが怖すぎる(T_T)。すべてのコーナーで泣きそうになりながら(特にSの進入は外で見て想像していた以上に凄まじい早さでした)ひたすら固まってると・・・

お〜みやさん:「けいさん、大丈夫!?」

と心配させてしまいスイマセン。一応「大丈夫です」、とか回答したような気がしますが、なにが大丈夫なのか良くわからないままひたすら歯を食いしばっていました(涙涙涙)。
改めて感じたのは、ブレーキが効くと言うことはどんなことにも代え難いことのように思います。ブレーキが何を置いても最重要部品。安全とか色々そう言うのも含めて最もお金をかけるべきなのはやはりブレーキだというのを痛感しました。4mmでもそこそこ走れるなんて自分の考えがとんでもない思い上がりだったことも同時に痛感しました。。。
それとボディ。自分の車で行けない領域にお〜みやさんが突っ込んでいく時に気が付いたのは、フロントの安定感が凄い。がっちりサポート入る前のお〜みやさんのブレーキングとかを経験してないので比較は出来ないし、元々の剛性もGT-RとENR34では違いすぎるのかもしれませんが、とにかくフロントの挙動が素直。あの剛性が有れば、あと少し、まだ行けるんだけどやっぱり行けないかも・・・という微妙なところを行けるようになるように思います。
それと、やっぱり書いておくとエンジン。比較の対象が私の場合RB25DEしかないので、RB26DETTは凄すぎて比較にもならないのですがエンジンの性能もそうですがギアも良いですね。なんだか走っていて凄く楽しそうと言うか、お〜みやさんが上手いというのもあるとは思いますが、なんだかギアがあって無いなぁと思うような箇所がひとつもありませんでした。常に回転域の上の方を使って走れるというかなんというか(ギアに関してはAT限定免許の私ではこれ以上詳しいことは良くわかりせん。。。)。

一通り終わって降りる時になんとかお礼を言うことが出来たと思いますが、今まで自分で丸一日走っても感じなかったような疲労と恐怖感によるこわばりで体中痛かったです(>_<)。でも、凄い経験が出来ました。次にいつこういう機会が訪れるか解らないですが、もう少し上のレベルの車を手に入れることが出来たら、今回の経験が更に活きてくると思います。本当にお〜みやさん、ありがとうございましたm(__)m。

そして、フリー二本目。
既にブレーキが終わってること、そしてお〜みやさんの車に乗って感じた色々なことなども加味し、あとは流すだけにしようと決めて走り始めます。
が、なにか調子が悪い・・・?。というかここ最近薄々感じては居たのですが、どうも回転が上がるのに駆動力がタイヤに伝わらないんです。フリー一本目は車酔いやら途中でピットインして減衰調整やらやっていたので気が付きませんでしたが、やはり昨年よりもパワーがない。無いというかエンジン自体は回るけど、それが足下(タイヤ)まで伝わらない。ATFは変えたばかりだし、ということはもしかすると変速装置そのものがもうダメなのかもしれないです。。。散々ファミリーカーで無茶してますし、時期的にそろそろしょうがないと言えばしょうがないですが・・・。もうちょっとこの車で色々やりたいことがあるのですが、悩みます。。。

周回 ラップタイム ベスト ピット 油温 水温
1 0'20''711  

P

   
2 1'45''466         
3 1'29''222         
4 1'25''314  *       
5 1'26''418

  

       
6 1'29''468

 

      
7 1'30''713         
8 1'26''470         
9 1'59''593         

フリー三本目。
一応ここの結果次第でグループ分けが決まるのですが、既に精神的にも車的にもそのような状態からほど遠く、出ても出なくてもどっちでも良いくらいの心境だったのですが、しかしながらここで出ないとレースに出られないので走ってみました。状態は特に変わらずやはりATの調子は悪いし、ブレーキはパッドがないから効かないのは治るわけはないのですが、加えて、これはお〜みやさんの車に乗った後だから感じたのかもしれませんが、四輪がバラバラな動きをしてる感じがします。微妙に進行方向から四輪ともそれぞれおかしな方向にずれているというか・・・ん?、アライメントかもしれません。そう言えば最近アライメント取っていないので。

周回

ラップタイム

ベスト ピット 油温 水温
1 2'02''855  

P

   
2 1'25''773        
3 1'24''867  *      
4 1'25''395        
5 1'27''205        
6 1'27''198        
7 1'26''542        

そしてレーススタート。どーもぼーっとしてて、青に切り替わった後、さらに他の車が発進し始めたのを確認してからアクセルオン。いや、これは言い訳ですが、信号機の点灯練習でもしてるのかと思ってました(本気で・・・)。どーも何を司会の人がいってるのか良く聞こえなかったんです。というかなんだかヘルメットが微妙に耳を変な風にこの時は圧迫していて、それが気になってしょうがないなぁ、直したいけどもう時間も無さそうだし、うー・・・あれ?この信号本当のスタートの合図なの!?しまったぁ!!!
で、出遅れて最後方から。
走り自体はベストの5秒落ちが精一杯だったのですが、それでも前を走る4台とは直線では引き離されますが、コーナーだと追いつく。うーん、ブレーキさえ完調なら4台まとめて抜けそうな差だけど・・・(T_T)、等と思ってると1コーナーで1台スピン!。うわぁぁぁ!!!、ブレーキ無いんだからそんな唐突なことは辞めてくれぇ!!!(T_T)、などと思いつつも、「・・・ここがチャンス!。これで何台か抜ければ・・・」と闘志がようやく起こってきました(スピンした車以外は抜けませんでしたが)。



というか、どうもタイヤ交換直後で、何をやるにも怖くてしょうがなかったのが、このあたりから段々恐怖感が薄れて来たんです(夏タイヤに慣れてきた)。ブレーキがないのでもちろん無茶は出来ませんでしたが、それでもいつもブレーキを踏まない馬の背とかでもフリー走行では毎回無駄に踏んでいたブレーキを、ようやく辞めることが出来るようになってきました(踏まないで抜けるようになってきました)。
そうすると、頭が徐々に夏モードに切り替わって・・・あら?旗振ってる。もうゴール!?。ようやく楽しくなってきたのに!(T_T)。

周回

ラップタイム

ベスト ピット 油温 水温
1 1'47''005        
2 1'27''086        
3 1'25''187  *      
4 1'25''370        
5 1'28''913        
6 1'26''758        
7 1'26''967        

7LAPレースは油温が持たないからイヤだなどと言っていた割には、あとで確認したところ、たったの102℃。
つまりそんだけ踏んでないと言うことのようです。気温が低いにしてもフリーの時よりも油温が上がってない(苦笑)。

最後の最後でようやく感覚が戻ってきたら終わってしまい、まあ、ちょっと悔しい思いもしましたが、でも今回はブレーキ無いのを我慢して一日無事に走り通すことが出来ただけでも良かったと思うことにしておきます。まずはブレーキパッドを交換するか、さて、どうしようか・・・その辺が今後の課題です。
来年車検だし、もう車を買い換えても時期的には良いと言えば良いのですが、散々色々探しても、やっぱりR34しか今は乗りたい車がないので、多分またコツコツと直して秋くらいには完全に復活してサーキット走りたいかな〜。

色々複雑な心境で臨んだ走行会でしたが、一杯収穫があって良かったです。


ENDLESS CC-Xについて

あくまでも私の車がそうだったと言うだけで有ることを明記した上で書きますが、一昨年秋(2003/10/18)にパッドを変えて、約6000Km走行でフロントは終わりました。使い方が極端なのと、北海道の冬に低温で街乗りしすぎのようです(といっても距離は走っていませんが)。同じCC-Xの高田改さんはまだ一度もCC-Xを交換したことがないとのことですので、やはりサーキット用を街乗りで使うと良くないですね。ローターもぐちゃぐちゃですし。
とはいえ、今のところ次もCC-Xにしようかと思っています。
やっぱり初期の効きは凄くて笑っちゃうくらいに気持ちよかったんです。
マイナー車なので他にぴったりくるパッドもないので(800℃まで耐えられる物となると・・・)。


けい@管理人のENR34 GT-Four

画像はすべてたっぴさんに撮影して頂いた物を使わせて頂きました。たっぴさん、本当にありがとうございますm(__)m。


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