(2004年10月24日(日)  INTERCEPTOR スカイラインミーティング 2004 リロード)  

今回は長くなりそうなので走り以外のことはなるべく端折って書きます。
前日(というか当日)の就寝時刻AM1:00頃。起床予定時間AM3:00。当たり前のように寝坊してAM5:14に起床。ぶっとばしても一本目の7:15開始フリー走行には間に合わないので、二本目の8:30に間に合うように全開で現地(白老)へ向かいました。
気温が低くて、前日に入れたガソリン添加剤の効果もあるのか(?)、エンジンの調子は絶好調。あっという間にリミッターでしたが今回はなぜか普通にぬゆぬkm/hでかかりました(以前はぬよぬkm/hまで行ったのに・・・?)。

で現地に到着し急いで準備。
現地に着いたのが、あー、7:45位でそこから受付してから準備開始で、時間は全然足りず、ようやくテープ等を張ったところで「クラス0の方はピットロードへ並んでください」のアナウンスが。あらかた終わったような気がしたので時間もないし並んでみた時に、

「・・・あ・・・、減衰力調整してない!」

と気がつきましたが、後ろにも既に並んでるしもうどうしようもないかと思いそのまま出ることに(>_<)。
もう減衰力最弱での走行なんていつ以来か思い出せませんが、とにかくふにゃふにゃ(笑)。ただ、路面温度も低いだろうから最初はこんなもんで良いかと言うことで全然無理せずラインだけきっちり選びながら鼻歌交じりで(?)走ってみたのが下のタイム。

周回 ラップタイム ベスト ピット 油温 水温
1 1'49''287        
2 1'21''272        
3 1'21''417        
4 1'21''099        
5 1'20''954        
6 1'20''922 *   110℃  
7 1'50''524        
8 1'41''108        

ベストは更新してないとは思ってましたが、あの減衰力でこんなタイム出るの・・・?。しまったまじめに走ってたら・・・!?。とその時は思いましたが、後になって考えるとこのタイムが意味する事実はもっと奥が深いことに気がつきました。
路面はグリップしないし、砂は浮いてるし、減衰力は柔らかいしで、まったくやる気ゼロ運転でしたが、今回「ライン」だけはきっちりいつものラインに近いところを走りました(ほんのちょっとだけ甘めに)。そして減衰が柔いので無理な加重移動をすると挙動が不安定になるので、車に負担がかかるような曲がり方や突っ込みは一切しませんでした。
それでもベストの0.7秒落ち。
・・・。
あー、何に気づいたかって言うと、

「やっぱりギッコンバッタン運転は駄目なんだ」

って事でした。どうも走ってて楽しくなってくると、NAでパワーが無い分いくらでも突っ込めるのでそれが楽しくてこうハンドルを急激に切ってみたり、無理に加重移動してみたりと遊んでしまうんですよね・・・。そしてタイムが出ない。ハンドルを切ると言うことは、それだけで既にブレーキをかけてるのと同じ事(推進力を前では無く横に使ってしまっているので)だから辞めろと何度も色々な人に言われてるのに、ハンドルをぐりぐり切ってると楽しいし、なにより怖くなくなるんですよね(多分スピードも遅くなりますし)。それでついつい無駄なハンドル操作、急激な加重移動とかをやってしまってるようなのですが、やっぱりそれじゃ駄目なんだ・・・と今更ながら気がつきました。暴れて楽しむ(ストレス発散)のと、タイムを狙いに行く時の走りは変えなきゃ駄目ですね私の場合。暴れるのは暴れるで私にとって非常に大事なことなので(ほんとに暴れてると楽しくてストレス発散になるので)やめはしないでしょうが、でもタイム出したい時の走りは見直さざるを得ないようです。

しかし、上記に気がついたのはこの日の最後の方でベストを更新した後なので、この時はまだ気がついてません。
で、次に先着20名フリー走行(11時頃)があったので、これに向けて時間もあるし、じゃあなにがタイムアップのために出来るか?と考えて、とうとう最後の手段に手を出してしまいました。

軽量化

です。助手席のシートを外してしまいました(かなり手こずりましたが)。
減衰もMAXにして(まださっきの考えに気づいてないので、「これで思い切り暴れよう」なんて思いながら)二番目くらいにスタート(一本目寝坊して走ってないからここは走る気満々でした)。
が・・・、台数多い!!!
し、しかも、なんか猛者のような人たちばっかりなんですけど・・・。
tsuneさん、お〜みやさん、ゆうとさんとか・・・うー、なんだかやっぱり出ない方が良かったかなと思いながら、それでも以前お〜みやさんの車載動画で拝見した「車が多い時は先に集団を行かせてから走り始めると集団と離れて走れる」を実践してみようと思い、前後に集団が居なくなるのを見計らってから本気で走り始めると・・・先ほどまでの渋滞が嘘のように誰もいない!!!。
んー、快適。
まあそれでもtsuneさんや、お〜みやさん、ゆうとさんクラスにはやはり何度も抜かれますが。

でも前後居なくなってすぐに(多分ラップで言うと9周目だと思いますが・・・)、

「ドカン!」(ってゆーかズバン!かな・・・)

って音が前輪から・・・(>_<)。
ペース落として走りますが、特にその後は異常もなく、「またインナーフェンダーやったかな?」くらいに思ってました。
そこで一旦走るの辞めようと思ったのですが、このままではそれを引きずったまま次のレースに向かうことになる。それは駄目だ、と思い、今現状でどの程度の無理が効くか試すために、二度ほど全開にしようと思い周囲から車が居なくなるタイミングを見計らって有る程度全開で走ってみました。
結果的に特に何事もなかったので良かったですが、この判断が常に正しいとは限らないので今回は運が良かったと思い、次回以降気を付けようと思います。ちなみにこのあたりでほとんどブレーキはほとんど終わってました・・・(ジャダーとか半端じゃなかったです)。
またこのフリー走行は速い人たちと一緒に走れたので非常に勉強になりました。
ゆうとさんを1コーナーで後ろから拝見してたら、私より遙かにスピード出てるのに全然ブレーキ踏まない。しかもコーナーをもの凄く「奥」まで使ってスムーズにスイスイ〜と曲がって行かれて、非常に参考になりました。一コーナーはどこからでも進入できてどこからでもそれなりに抜けられちゃうと思うんですが、タイムを狙う時にあのラインが一番上手くいきそうなので、目と頭に焼き付けて、その後色々と活用させて頂こうと心に誓いました(^_^;(レース時にベスト更新した時もゆうとさんのラインを真似た時に出ました)。
あとは、お〜みやさんが何周目かはちょっと解りませんでしたが、私の後ろにぴったりと張り付いて来た時は「・・・どうやら一周は抜かないで走りを見てくれるかもしれない」と思い(なんとなくそんな雰囲気かもしれないと勝手に私が思っただけかもしれないですが)、前で色々頑張ってみました。というのもリアのバネレートがずっと足りないと思っていたのですが、それを後ろから見てもらえたらどのように評価してもらえるかが知りたかったので。後に伺ったら「リア柔らかいねー」との事で、やはりリアのバネレートはもう今は6kgでは足りないとの考えは正しかったんだなーとわかり嬉しかったです。バネレートUpをオフシーズンに実施します(^_^;。加えてこの直後に出た話かどうかちょっと記憶が定かではないですが、車高の話にもなりました。
お〜みやさん:「やっぱり前下がりだね」
けい:「・・・え?」(だってお〜みやさんの家の前で先々週くらいに見た時は前後同じくらいだったのに・・・?)
と思って見てみると・・・前下がりになってる!
なぜだ???
と思いましたが、すぐに解ったのは、トランクの荷物を下ろして、スペアタイヤをおろし、更にガソリンが減ってくると益々リアが軽くなり前下がり(リア上がり)になっているようです。んー、この辺は来期改善しないと駄目ですね。あと3mmか4.5mmくらいリアを落とした方が良さそうです。
けどこの車高も「暴れるには」楽しくて良いんですけどね。。。ハンドル切るともの凄い勢いでノーズが入っていくので非常に楽しいです。パワーがある車なら即スピンになるくらいの車高かもしれないですが、パワーが無いのでなんとでもなってしまうので、逆にこれくらい挙動がクイックじゃないと、自分自身が、「サーキット走ってるぞ」、「ちょっと挙動怪しくなってイケナイ事してるぞ」、って感覚がまた楽しくて・・・いやなんか変ですね文章にすると。とにかくそんな感じで(?)良いことも沢山あるのですがタイムが頭打ちになったのでそろそろきちんと車高を調整しようと思います。

周回 ラップタイム ベスト ピット 油温 水温
1 2'14''416  

 

   
2 1'30''002         
3 1'40''695         
4 1'28''027         
5 1'23''233

  

       
6 1'20''257

*

      
7 1'35''659      110℃  
8 1'34''140         
9 1'24''267         
10 1'29''505

  

       
11 1'36''691          
12 1'21''294          
13 1'48''723       110℃  
14 1'32''216          
15 1'20''586          
16 1'37''742       110℃  

で、レース。
グリッドはどうやらリバース方式で(ベストタイムの速い人が後ろ)、私は10台中8台目。
・・・回りはサーキット走行0、1、2回の方が多く、私のように1分20秒の壁にぶち当たってるような人なんて居なくてみんなこれからサーキットデビューしてグングンタイムアップされていく最初の過程にある方々ばかりの中に、なぜか白老走行8回か9回くらいの(多分クラス0メンバー中一番常連?)私も紛れ込ませて頂きました。私にとっての今年のゴール地点である1分20秒切りは、サーキット走り始めるかたの目標にすらならないくらいの遅いタイムだと思うのですが、私自身はこれでも一応一生懸命頑張ってるもんで・・・。


レーススタート前グリッドに並んでるところ(お〜みやさん撮影m(-_-)m)



スタート。
スタートはDレンジに入れたままブレーキ踏みながらアクセルあおります(ATのドラッグスタート)。ATFには甚大な負担がかかります。私の場合4000でつないだ場合はまだ良いですが、一回練習中6000でつないでみたら一撃でATF終了しました。なので、レースの結果とタイムに関わる問題なので、4000でスタート。

・・・が!

前の車が出ない!(というか一応進んでるようではあるのですがなにか挙動がおかしい?)。スタートで前の車に何があったのか良くわからないですが、とにかく交わさないことにはどうしようもない。右か?左か?と思い右へ行こうかな?と思ったら後ろの車に入られてそれはもう間に合わない。じゃあ左か?と思い左を見ると、「・・・多分行けるスペースはあるよなぁー。でもなあ壁が怖いんだよなぁ・・・」と躊躇ってしまい、ジエンド。
これは致命的な失敗でした。
あとでクラス1のレースかな?でいまむーさんが事も無げに壁際ぴったりに爆走していくのを見て、「・・・あー、やっぱり行けるスペース有るんだ。失敗だったなぁ・・・」と反省しました。どうも最近車幅感覚が怪しくて先日もちょこっとぶつけたのですが、んー、以下はなにを言っても言い訳と負け惜しみにしかならないので心の中にしまっておきます。とにかくスタートで致命的なミスを犯してしまったことは間違い有りません。
しかし、そんなことを言っても諦めるのはまだ早い!
スタートで恐らく最後方まで下がったような気がしますが(詳細は覚えてません)、あとは着実に一個でも上の順位にあがれるように頑張ろうと走りますが、やっぱりスタートで後手を踏んだのはまだしもNAってのはダッシュ系つらいです。みんなはえー!と感心して後ろから見ていたのですが、早いと言うよりは自分が遅いだけのような気もしなくもなかったです。
でも諦める気は全くないのでいつも通り(?)レースの最初の一コーナーはインべたで(笑)。
この辺で1台は交わしたのかな?(よく覚えてません)
が、その先(二コーナー手前から)がまた二台併走で抜くスペースがない。
コーナーが来ると確実にこちらの方が早いのですが、ちょっとでもまっすぐな区間にはいると一気に引き離される。「んー、今日は前にいる二台を交わすのが精一杯かな(7位くらい?)」と思いながらもついて走ってたのですが、併走ってのは見てるとお互いコーナーが来るたびに神経使うのでどうもどんどんペースが落ちて来るみたいです。前の二台が苦しんでるのを見ながら私はどこで抜こうかと迷ってましたが、結局どちらか一方が諦めて引いたので、その隙に抜いたような気がしなくもありませんが、この辺もはっきりとは覚えてないです。
あー、覚えてないばかり書いてると、緊張してたのか?と思われるかもしれないですが、そうではないです。
むしろ全然冷静でしたが、今回自身でも気づいていなかったのですが、「レースの結果よりも、レースの緊張感の中でならベストが更新できるかもしれない」という方に意識があったようで、タイムに直結しない事をあまり鮮明には覚えていないようです。
が、三周目くらいで前にいた車に何度もぶつけられそうになったことだけは鮮明に覚えています(笑)。

「・・・うっ・・・わっ・・・!」

が二度ほど車中で思わず私が発した言葉です(苦笑)。
まあ別に悪気は無さそうでしたし、必死に走ってる様子だったので(ただあまりの緊張に回りが見えて無さそうな雰囲気でしたが)、どこかの区間で(これもどこか忘れましたが)パスして、四周目に向かいました。なお、その車も明らかに私よりは直線速かったのですが、周囲を見てないので(初心者クラスだから見えてないのもしょうがないです)コーナーで抜くのは危険すぎると判断し、どこかのコーナー出てから短い直線区間で抜くという、後で考えるとどうやったのか自分でもびっくりするようなライン取りで抜くことが出来ました。

四周目(このラップでベスト更新)。
とうとう周囲には一台も見えなくなり、これではじめてコースクリア!。レース始まって初めて全開。1コーナーはゆうとさんのラインをなぞり、2コーナーからS字手前まではいつものライン・・・だったのですが、丘の頂上から下って左は、タイヤに余力がある時しか使わない全部外のライン(周囲に車居ると危なくて出来ないし旗もあの位置では信用できないからフリーでも数回しか使ったことがないライン)。タイムが一番出る(と思う)ラインを通ってS字1個目のクリップ。ここでクリップに付けなくなりそうだったのですが、そこまでが最近にないくらい上手く行ってたので、暴れたい気持ちを(アクセル全開でパワーオーバーに持っていきたい気持ちを)必死で押さえて、なんとかクリップにつき抜け出して二個目もまずまず上手くクリアできて直線へ。
「あぁ、このラップは初めて大きなミスを何もしなかった!」と満足感に浸りながら、「・・・あと一周それが出来るか!?」と思い一コーナーブレーキングで・・・

ガガガガガガガガ!

とブレーキから異音(ABSではないですあとで色々調べたらABSだったようです)・・・の前に、なんとなく効いてはいるけど、こんなスピード(確か165km/hくらい)でケツ振って暴れるしジャダーも酷い!、フロントはロック気味で方向転換すらままならず、「あー、やべー、今度こそブレーキ終わった!(>_<)」と思い(でもなんとか1コーナーは曲がり切れましたが)、あとは慎重にブレーキなるべく踏まないように走ってゴール(このラップで1台スローダウンしてる車を交わしましたが)。

周回 ラップタイム ベスト ピット 油温 水温 備考
1 1'36''469  

 

     
2 1'23''685          
3 1'20''252     110℃    
4 1'19''917

  113℃   ←自己ベストを0.14秒ほど更新!
5 1'20''175

  

   115℃    

スタートで致命的な失敗を犯していながら、NAの公称200psオートマ、1.5tの車でここまで追い上げることが出来たから(10台中5位だったようです)まあ良いかという満足感が有りました。
タイムについては、正直ベストを越えた感覚まではなかったです。
失敗は確かにしなかった4ラップ目がかなり内心は良いとこは行ってるかもとは思いましたが、それでも今まで散々「もう更新しただろう!?。もう20秒切っただろう!?」と思い、そのたびに苦い思いをしてきたので、諦めかけてたというか・・・でも、タイム表をもらってびっくり!!!
とうとう念願の20秒切り!
嬉しかったです。
色々な方々の暖かい声援と、ありがたいアドバイスのおかげで、本当に苦しくて半ば諦めかけてた20秒を突破できました。
本当にご指導頂いた皆様、ありがとうございましたm(-_-)m。


ATについて

あー、今回は色々とアドバイスして頂いた中でも、S字出口でのギアについてハヤシさんに「一速使うように」とのアドバイスを実践までは出来ませんでしたが、ようやくやってみようと言う気にはなりました。というのも、ギアの話を今回頭に置いて走ってみたところ、どうも私は白老を一周する間に二速と三速だけで走っているようです。S字出口は一速まで勝手に落ちてるもんだと思ってたのですが、今回走ってみて、一度も一速に落ちないことが解りました(気づくの遅すぎかもしれないですが・・・)。
S字出口で一速に入れるのを次回は試してみようと思います。
年内既に気温の問題と、ブレーキ回りがもう限界なので試せたとしても二〜三周程度になりそうですが・・・。


けい@管理人のENR34 GT-Four

結局「ドカン!」の原因はまだ不明ですが、ブレーキが効かなくなったのは間違いないのでまずは足回り点検に出そうかと思ってます。


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